テスト方針⚓︎
CSR の Web アプリケーションにおけるテストのあり方を示します。
テストレベル⚓︎
テストで確認する内容に合わせて、テストレベルを定義することが一般的です。 本稿では、以下のテストレベルについて取り扱います。 これ以外のテストレベルは、実行方法などを特に解説しません。
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単体テスト ( UT0 )
アプリケーション内のクラスやメソッドが、仕様通りに実装されているか確認するテストです。 クラスやメソッドなど、テスト可能な最小単位を対象としたテストを指します。 画面の見た目や操作性などは、 UT0 の範囲外です。
単体テストは、ソースコードを解析して実装誤りを検出する静的テストと、アプリケーションを実行して仕様通りに動作するか確認する動的テストで構成されます。 いずれも人手を介することなく、コード分析ツールや自動テストツールを用いてテストを自動実行します。 CI ツールへの組み込みを意識し、短時間で効率よくテストできるように作成します。
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結合テスト ( ITa )
アプリケーションが、外部仕様に従った機能性を有しているか確認するテストです。 バックエンドアプリケーションのテストは Web API のインターフェースごとに行います。 フロントエンドアプリケーションのテストは、画面単位の打鍵により行います。
テスト対象のアプリケーションは、フロントエンドアプリケーションから Web API 、データベースまで結合したシステムを対象にテストを行います。 テスト対象のシステムは、単体テストが完了したものを対象とします。
テスト方針の概要⚓︎
AlesInfiny Maris OSS Edition では、バックエンドの .NET アプリケーションと、フロントエンドの JavaScript アプリケーションを対象にテストします。 バックエンド・フロントエンドのアプリケーションを個別にテストし、最終的にすべてのアプリケーションを結合してテストします。 各アプリケーションのテストの詳細は、以下を参照してください。
- バックエンドアプリケーションのテスト
- フロントエンドアプリケーションのテスト